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アメデ灯台

何とか入手できたピンバッジ。

ニューカレドニアの国鳥「カグー」が描かれているものや、
伝統的家屋の「カーズ」が描かれているもの、
ハイビスカスの花が描かれたもの、
先住民族カナックの民芸品の仮面の絵が描かれたものなど、
全部で8種類あったわけだが、
すべてこのように丸い形にイラストが封入された
古典的な七宝焼きタイプのものだったので、
購入したのは3種類のみ。
というわけで、今回でニューカレドニア編も最後。

nc-3

アメデ灯台 Le Phare Amedee

ニューカレドニアの首都ヌメアから
南へ22km離れたところに浮かぶ無人島「アメデ島」。
その島にある高さ56mの白亜の灯台。
バリア・リーフに囲まれたニューカレドニア周辺は、
航海の難所でもあるので、1865年にアメデ島に灯台が設置された。
この灯台には観光客も登ることができて、
360度の青い海とラグーンが見渡せる。

・・・・・らしい。

アメデ灯台へのツアーは15000円ぐらいなので、
行こうと思えば行けるのだが、1日つぶれてしまうので
日程の都合で行ってないのです。
灯台マニアとしては、次回ぜひ行ってみたい場所なのです。
そういう希望も含めて、このピンバッジを買ってきました。

ちなみに、ピンバッジは英語で「ピンバッジ」と言うと通じません。
「ピンズ」と言います。
結局、他の土産店では発見できず、唯一にして8種類もあった
ひとつの店だけに置いてありました。
土産ものとしてメジャーではないのかな。

買った時に店員さんに「ベツベツ?」と聞かれ、
一瞬「?」となりましたが、どうやら「個別に包装するか?」と
聞いていたらしい。
そもそも、包装すること自体、欧米では珍しいはずだが、
やはり日本人観光客が多いからか、個包装を頼む人が多いのでしょう。
わざわざ包装紙で包んで、ご丁寧にリボンまでつけてくれました。
ごめんね、店員のお姉さん。
自分へのお土産だから、包装なんていらなかったのにね。

というわけでニューカレドニア、いいところでした。
また行きたい外国にリストアップです。

詳しい旅の内容は「すかんぴんドライブ」を見てください。


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イル・デ・パン

ニューカレドニアは観光地である。

といっても首都ヌメア(Noumea)の市街地には、
特にこれというものはない。
朝市(マルシェ)が一番のイベントだろうか。
南国のフルーツや、真っ黒なカニ。
春巻きや、ういろうに似た奇妙な食べ物が売っていた。

物価が高いからDFSで買い物をするのもバカバカしいので
博物館や教会など地味な施設を巡り、
ゲームセンターに入ったり、おもちゃ屋に入ったり、
ショッピングセンターで買い物をしたりと、
およそ観光客らしくないことをして楽しんだ。

そして、肝心のピンバッジ。
自分のお土産の必須アイテムなので、
これを入手しないことには帰るに帰れない。
街中で店に入っては探してみたし、
当然、土産店もいくつか回ったのだが、一向に見あたらない。
店員に聞いても「ない」と言われてしまうだけ。
もしかして、ニュカーレドニアにはピンバッジ文化がないのか?

nc-2

イル・デ・パン ILE DES PINS

って、こうしてアップしてるんだから何とか発見したわけだが、
最終日まで、本当に発見できなかったんだよ。

見つけたのはホテルにほど近い土産雑貨店。
灯台もと暗しとはこのことだ。
何度も店の前は通っていたが、絶対に置いてないだろうと
思わせる雰囲気の小さい店で、この時も一度は素通りしかけた。
しかし、万が一と入ってみたら、あったのである。
しかも、8種類も。

でも、デザイン的に変化がないので、3種類だけ購入。
前回のは「Noumea」(ヌメア)と書いてあるが、まさしく
ニューカレドニアの首都の名前である。

今回の「ILE DES PINS」(イル・デ・パン)は、
ニューカレドニア本島のさらに南東にある島で、
オーストラリアのグレート・バリア・リーフに次いで
世界で2番目の長さを持つニューカレドニア・バリア・リーフに
取り巻かれる島々のうちのひとつ。

描かれているヨットは「ピローグ」。
今でも漁に使用されている昔ながらの帆掛け舟で、
ヌメアにある博物館で展示されているものを見た。

「イル・デ・パン」を和訳すると「松の島」になるけど、
実際には松は生えてなくて、南洋杉が生い茂ってる島。
これまた、キャプテン・クックが発見した時に
海から見て、杉を松と勘違いして命名してしまったという話。
何ともはた迷惑なヤツだな、キャプテン・クック。

イル・デ・パンはニューカレドニア本島から出かけることも多い
人気のリゾートアイランドらしく、ぜひとも行ってみたかったのだが、
日帰りツアーでも4万円近くするので、予算の都合で今回はパス。
いつかは行ってみたいね~。


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ニューカレドニアとは

というわけで旅立つことになったニューカレドニア。

フランス語では「Nouvelle Caledonie」と表記する。
「ボジョーレー・ヌーボー」(新しい酒)のヌーボーや
「アール・ヌーボー」(新しい美術)のヌーボーと同じだね。

ただ、「nouvelle」は女性単数形なので、
「ヌーベル・ヴァーグ」(新しい波)の使い方と同じか。
てことは、ニューカレドニアは女性的扱いなの?
パステルや色鉛筆で有名な「カラン・ダッシュ」もヌーベル社だったな。

「Caledonia」は「スコットランド」のラテン語名なので、
ニューカレドニアは「新スコットランド」って意味になるらしい。
イギリスの探検家ジェームズ・クック(キャプテン・クック)が
1774年にニューカレドニア本島(グランドテール)を発見した時に、
山の多いスコットランド(カレドニア)を思わせる眺めから
ニューカレドニアと名づけたんだってさ。

もともと住んでいたメラネシア系先住民のカナックたちは、
今でもニューカレドニアのことを、もともとの呼び名である
「カナキー (Kanaky) 」と呼んだりするんだって。
国際的には「Japan」でも、日本人は「日本」と言うようなものか?

nc-1

ヌメア Noumea

さて、名称についてはこれぐらいにしておいて、
飛行機に乗ること8時間半。 約7000kmの旅路である。

オーストラリアが日本のほぼ真下だから、
わりと近いんじゃないかと考えてたが
気流の関係か単純に気のせいか、随分とかかるものである。
機内で映画を3本も見てしまった。

そしてニューカレドニアに到着。
梅雨時期に入ったということで、
カラッと爽やかな暑さというわけにはいかず、
日本でも味わう、じわっとした蒸し暑さが出迎えてくれた。
到着したのは夜だったのでまだマシだったが、
昼間は情け容赦ない紫外線。
日焼け止めを塗りきれなかった隙間は、
ケガでもしたんじゃないかと思われるほど真っ黒に焼けた。

ちなみに一番焼けたのは頭皮と耳。
散髪したばかりの短い髪が災いして、頭頂部に直射日光が炸裂。
帽子を被るべきだったが、持っていってなかった。 風も強かったし。

耳は塗らなかったね~。 気にしてなかったね~。
帰ってから耳の皮がボロボロだ。 まさに「耳無し芳一」状態だ。
うーん、これは盲点だった。


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予告

北海道編が終了に近づいて「次は九州編かな~」と考えていた頃、
わけあって、突然海外旅行に行くことになりました。

久しぶりの海外旅行。
ちょうどブログのネタにもなるなぁ~などと思っておりました。

で、どこ行くの?

え? ニューカレドニア?? 





・・・・・・・・・・・・・・どこそれ?


というわけで、簡単に調べてみました。

南国です。

オーストラリアの横です。

南半球です。

てことは、

排水口の水の渦巻きの向きが日本と逆だぞ!

確かめなきゃ!

南十字星!

オセアニア!

じゃなくてメラネシア?

なにそれ? 

ミクロネシアでもなくて??

え? フランス領なの?

へえ~、そーなんだー。

え? じゃあ、フランス語?

喋れないよ?

あ、英語も通じるの? 世界的な観光地だから。

じゃあ、通貨はフランなの?

え? パシフィック・フラン?

そんなの、どこの銀行でも扱ってないよ。

空港でしか両替できない? あそー。

え?

物価が日本より高いの!?

そんな国があんの!? へぇ~。

じゃあ、買い物には向かないね。

まぁ、ブランドものとか興味ないからいいんだけどさ。

えーと、他には~・・・・・

海!

サンゴ礁!

スキューバ!

ニッケル!

ニッケル!?

ニッケルの生産量が高いの?

あそー。

とまぁ、事前の情報ではこれぐらいでした。

旅の詳しい模様については、

「すかんぴんドライブ」

にて紹介しています。

こちらも、ごひいきによろしくお願いします。

ピンバッジについては、次回から。



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北海道

こうして、3週間に渡って1周した北海道。
しかし、入手したピンバッジは今のところこれだけ。

実は初めて行った時は、まだピンバッジを集めておらず、
また、ピンバッジそのものが土産物として定着していなかった。

初めて行った時はRVブームの時代だったので、
車に貼るようなステッカーがよく売っていたが、
2度目に行った時は、その数も種類も減っていた。

昔は土産の定番というと、タペストリーや提灯だった。
居酒屋なんかに行くと、全国各地のタペストリーや提灯が
壁を埋め尽くしていたりしたものだが、
今ではそんな店は珍しい。
土産物として絶滅はしていないが、
今の時代には流行らないだろーなー。

他には金色のプラスチック製の模型とか。
鉛筆立てや温度計がくっついてるやつ。
アレも昔はどこに行ってももあったものだが、今は少なくなった。

今も昔も変わらずあるのは、キーホルダーと湯飲みかな。
ただ、キーホルダーも今はストラップに押されてると思うが。

北海道2

私はピンバッジを集めるようになったが、
最近の流行りとしては、「ご当地キューピー」とかだろうか。
ドラえもんやキティちゃんも、ご当地ものに紛争して
キーホルダーやストラップになってるのは、よく見かけるよね。
他には「○○レンジャー」というのも、最近多くなった。
そういうのも面白いが、どうしてもキャラクター色が強いので、
私はより強い「地元性」を求めてピンバッジを集めている。
だから、キティちゃんがデザインされたピンバッジなどは買わない。
それが最近増えてて困るんだけどねー。
キティちゃん版はあるけど、普通のがない、とかね。

この最後のピンバッジは新千歳空港で購入したもの。
表面がつるっとした、ごく一般的な七宝焼きタイプだが、
この「北海道」のロゴは、観光キャンペーン用のもの。
こうしたピンバッジがこれからも増えるといいなぁ。

そして今度北海道に行ったら、
小樽や函館のピンバッジを探さなきゃ。

これにてひとまず北海道編終了です。
おつきあいありがとうございました。



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宗谷岬 3

宗谷岬は結構広く、整備が行き届いているので
天気がいいと、長い時間過ごすことができる。

日本の最東端は根室の先にある納沙布岬で
(本当の最東端は南鳥島だけど一般人は行けないし)
そこは北方領土に近いため、北方館と望郷の家という建物がある。
その2階からは双眼鏡で7km先の歯舞群島水晶島にある
ロシアの監視塔やレーダー施設を見ることが出来るが、
宗谷岬にはそうした施設はない。
こういうポイントだと、展望タワーがあったりするのが
観光地の定石なのだが、厳しい冬がやってくる
北の大地では、そんなタワーなど建てられないのだろう。
そのわりには「平和の塔」は、結構細くて高いんだけど。

宗谷岬3

さんざん過ごした後、名残惜しくも宗谷岬をあとにする。
近くに最北の灯台があるが、見学もできないので
外から見るだけ。

最北のガソリンスタンドで給油をすると、記念品がもらえる。

あ、ある土産店だけで売っていたんだが、
「最北の地の碑」のミニチュアレプリカフィギュア。
レジンでできているのだが、これがよくできていて
迷わず買ってしまった。 値段も500円とお手頃。
最近のお土産グッズの中でもベスト3に入るヒット。
部屋に飾ると、いつでも最北端の気分に浸れます。

さーて、旅もそろそろ終盤だ。

この後は稚内からサロベツ原野を走って、
留萌経由で札幌へ。
サロベツ原野を走る「日本海オロロンライン」はすごい道路だ。
右手には日本海の水平線、
左手は遙か彼方まで湿原の地平線、
そして道路は地平線の彼方まで延々まっすぐで、
時速○20kmで2時間走っても、すれ違った車は2台だけ。

最後の最後まで北海道はすごいところだ。



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宗谷岬 2

日本全国民に足を向けて寝た翌朝、
まずは、明るいところで改めて日本最北端の地の碑の写真を撮る。

周辺は公園になっていて、日本最北端の地の碑の他に

祈りの塔
(1983年9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件の慰霊塔)
間宮林蔵像
(北海道と樺太を測量して地図を作った江戸時代の人)
旧日本軍旧海軍望楼
(日露戦争の前に作られた要塞の一部である見張り台)
平和の碑
(第二次世界大戦で宗谷海峡で多数の犠牲者が出た)

などがある。

さらに一帯の宗谷丘陵は肉牛牧場になっていて、
ゲストハウスではわっかない牛のステーキが食べられる。
外観は風車のある洋風な建物だが、中は展望食堂って感じで、
ステーキ定食もご飯にみそ汁、漬け物とお茶がセット。 
でも美味かった~。

宗谷岬2

このピンバッジは、駐車場横にある最北の土産店で購入。
ここには「流氷館」が併設されていて、無料で入ることができる。
マイナス8度の冷凍庫に流氷が保管されていて、
キタキツネやアザラシの剥製とともに触ることができる。
こっちは半袖だからメチャクチャ寒いんだけど。

あと、「最北端到達証明書」というものもあり、
各土産店によって違ってるので、買い揃えるのも面白い。
1枚100~200円だし。

さらに絵はがきを買って、友人ら宛に書き、
最北の郵便局で最北のスタンプを押して投函。

オホーツク海を眺めながら、途中で買っておいた
夕張メロンをおやつに1玉食べてごちそうさま。

さーて、他に最北でやることって何があるかな~。



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宗谷岬 1

旅もついにここまでやってきた。

初めて宗谷岬の「最北端の地の碑」にきた時は
結構、感慨深いものがあった。

到着したのがすっかり日も沈んだ夜で、
観光客もいなかった。
三脚を立て、ライトアップされた碑の前で
ガッツポーズをとって写真を撮った。

近くにいた地元の大学生っぽい連中が
パチパチバチと拍手してくれた。

そしたら突風が吹いて、カメラごと三脚が倒れた。

最北の地で外付けストロボが壊れたのも、
今となってはいい思い出だ。

宗谷岬1

最北の電話ボックスから家や友達に電話をし、
最北の水道で歯を磨き、
最北の公衆トイレで用を足し、
最北の駐車場で車内泊。

その晩は車を北向きに停め、北枕で寝た。

日本全国民に足を向けて寝る。

最北と最南の地でしかできない偉業(?)を成し遂げた。

明日になったら忙しいぞ。
回るところ全部が、日本最北なのだから。



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稚内

北海道は1周したが、実は行きたくて行っていない場所がある。

利尻島と礼文島だ。

国道40号の終点、またJR宗谷本線の終着駅である稚内。
そこから東日本海フェリー(現在はハートランドフェリー)で2時間弱で
渡ることができる(北方領土を除いて)日本最北の島だ。

大自然が豊かな島で、徒歩で半周するトレッキングがいいらしい。
バフンウニの産地で、海の幸もめちゃめちゃ美味いとか。
一度行ってみたいのだが日程的に合わず、
いつか行ってやると思っている地である。

じゃあ、このピンバッジはどこで買ったかと言うと、
稚内駅で売っていたので買ってしまった。
稚内ピンバッジはなくて、礼文のがあるのも不思議だが。

礼文アツモリソウ

で、このレブンアツモリソウというのが謎だったのだが、
調べてみてびっくり。
礼文島にしか生息していない野生のユリだそうな。
アツモリソウは本州北部でも生息しているが、
レブンアツモリソウは、その変種。

そんな希少種が、さらに盗掘に遭って数が激減。
今は保護区の群生地ぐらいでしか拝めないとか。
1994年に「特定国内希少野生動植物種」(種の保存法)に指定。
なるほど、そんないわくつきの植物だから
礼文島のピンバッジにもなるのだな。

このレブンアツモリソウの受粉の仕方が面白い。
蜜は持ってないのだが、間違えてやってきたハチが
袋状になっている唇弁に足を滑らせて落っこちる。
そこから脱出するための経路に花粉があって、
ハチが花から出るときに背中に花粉塊が粘着する。
受粉も同様に落っこちた時に、
雌しべの柱頭に花粉がくっついて受粉する。
間違えてやってくるのを待ち、足を滑らせて落っこちるのを待ち、
さらにもう一度落っこちるのを待って受粉する。
やる気あんのか!?って突っ込みたくなる。
そりゃー、数も減ってしまうわけだ。 
礼文島にしかいないのもうなづけるな。

夏の稚内は強い海風があるものの、そこそこ町である。
しかし、冬に行ったらきっと全く違う景色になることだろう。
網走の流氷ツアーとともに、一度冬に行ってみたいなぁ。




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川湯硫黄山

摩周湖と屈斜路湖の間に川湯温泉と硫黄山がある。
ちなみに、硫黄山という名前は北海道に4つあるが、
今回はアトサヌプリというアイヌ名を持つ硫黄山のこと。

温泉が出るわけだから、そういう場所なのだが、
この硫黄山はすごい。
現役の活火山なのだ。
もう、駐車場から硫黄のにおいが漂ってきて、
そこら中から火山ガスが噴出している。

そんな所に近寄っていいのかと思うが、れっきとした観光地。
なんたって、摩周湖第1駐車場と駐車券が共通なんだから。
麓にはお土産屋兼ビジターセンターがあり、
このピンバッジもそこで購入。

川湯硫黄山

もともとは鉱山として開発されたらしいが、
硫化水素による中毒問題と資源枯渇により破棄。 
鉱山時代の周辺開発が釧路地方の開発の礎ともなり、
こうして観光地としても存続できるようになったようだ。

現在の火山活動レベルは低いとされ、普通に登ることができる。
硫黄成分により土壌が酸化しているため木も生えておらず
麓から頂上まで、ほぼまっすぐ登ることができる。
地熱のため冬でも雪が積もることはないとかで、
景色はホントに地獄のようだった。

名物は温泉卵。
登っていくと、そこら中の噴気孔にザルが置いてあり、
そこで温泉卵を作って販売されている。
自分で持っていったら作ることもできるが、
この噴出ガスがめちゃくちゃ熱いので、ちょっと危険。
軍手が必需品だね。 当然買って食べたよ。

麓の川湯温泉は、このアトサヌプリを起源とした硫黄泉。
温泉街の中にも硫黄泉が流れていて、硫黄のニオイがしていた。
立ち寄りで入ってきたけど、いい湯だったよ~。

意外とオススメ、硫黄山(アトサヌプリ)!


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裏摩周

摩周湖には裏がある。

裏摩周というスポットだ。

場所は、第1・3展望台から見てちょうど湖の対岸あたり。
いまでこそ何だか有名になってしまったが、
以前は知る人ぞ知る隠れスポットだった。

摩周湖が世界一の透明度を誇ったという話は前回書いた。
1931年の透明度調査で、バイカル湖の
40.5m(1911年調査)をしのぐ41.6mの透明度を記録しており、
これは当時確認された世界最高記録だった。
しかし、後にヒメマスやニジマスの養殖を試みたこともあって
透明度は年々低下傾向にあり、
2004年の検査では20m程度まで落ちている。
それでも、バイカル湖も同様に低下していると考えられ、
現在でも透明度は世界一ということになっている。

摩周湖が透明度を保っている理由のひとつは大きくふたつ。
ひとつは摩周湖は山の頂にあり、周辺からの川の流入がないこと。
もうひとつは、古来より人の手が入らなかったこと。
摩周湖は約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に
水がたまったカルデラ湖であり、
周囲は摩周岳と300~400m前後の切り立った
カルデラ壁に囲まれていて、湖畔に近づくことが難しい。
先述の第1・3展望台も高台にあるので、
湖面は遙か眼下にあって遠い。

しかし裏摩周展望台は標高が低く、湖面とほぼ同じ高さにある。
ゆえに頑張れば湖畔に行って摩周湖で泳ぐなんてこともできてしまう。
それをやるのはかなりのチャレンジャーだが、
実際に泳いだという話も聞いたことがあるので、やる人はいるんだね。

この裏摩周展望台にも小さいながら土産屋があり、
実は裏摩周ピンバッジを買ったはずなのだが、現在捜索中により
今回は写真なーし。 発見次第アップします。


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摩周湖 2

謎は解けた。

摩周湖には、駐車場が4つある。
第1~3展望台と、裏摩周展望台。(現在は第2展望台は閉鎖)

そのうち第1展望台だけが有料である。

そして、その第1展望台から見た時だけ霧が晴れているのだ。
うそのようなホントの話。

私は駐車場代をケチって、3度のアタック全て第3展望台を
目指したわけだが、ことごとく霧だった。
そこでカップラーメンを食べていた時、第1駐車場から
やって来たらしい一行が、

「あらー、あっちでは見えたのに、ここでは見えないのねー。」

などと口にしていたのを聞きつけ、観念して第1駐車場に向かった。

そしたら、見事に湖面が見えるではないか。
うーん、美しい~。 これが摩周ブルーというやつか~。
それにしても、まったく霧がないではないか。 
これはいったいどういうことか。

どうやら、他の展望台のあるあたりは
霧が発生しやすいというか、霧がたまり易い場所らしく、
そこからでは霧で視界を遮られてしまうというわけだ。
うーん、自然の不思議というか何というか。

それよりも、霧が発生しにくい第1駐車場だけ有料にするとは、
やるな、摩周湖!!

この第1駐車場には、エゾリスが餌付けされていて、
ひまわりの種をあげることができる。
手から直接あげると、指をかじられるので気をつけよう。
摩周湖1

霧の摩周湖 銀

このピンバッジは、当然第1駐車場の土産店で購入。
他には「霧の缶詰」がお土産にはもってこいである。

え? 晴れた摩周湖を見ると結婚できないって?
あー、そー、ふーん・・・・。

聞こえませんでした。



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摩周湖 1

摩周湖である。

透明度世界一を誇った、あの摩周湖である。

霧の日が多くて、湖面を全部拝めたら奇跡といわれる摩周湖である。

しかし、北海道まで来たら、これを見ずして帰るわけにはいかない。

というわけで、第1次アターック!


見事に玉砕。 

一面の霧でまったく見えない。

仕方ない、とりあえず屈斜路湖へ行ってから再チャレンジしよう。

ふむふむ、ここが屈斜路湖か。 ほー、湖畔を掘ると温泉が湧くぞ。

さて、そろそろ霧も晴れた頃かな?

第2次アターック!!

さっきと変わらーん!! 


かすかに湖面が見えるが8割方が霧だ。

仕方ない、とりあえず阿寒湖へ行ってから再チャレンジしよう。

ふむふむ、ここが阿寒湖か。 ほー、見事にホテルや土産屋ばかりだ。

さて、そろそろ霧も晴れた頃かな?

第3次アターック!!!

やっぱり晴れとらーん!!


これは、いつまで経っても晴れないのか!?

駐車場で、カセットコンロでお湯を沸かして、

カップラーメンを作って食べても、まだ霧だ。

いったい、ホントに霧が晴れる日など来るのだろうか?

摩周湖2

霧の摩周湖 金

こらこら、ピンバッジにまで書いてあるよ、霧の摩周湖って。



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プロフィール

白馬

Author:白馬
白馬と申します。いろんなところを旅して、お土産として集めたピンバッジを紹介していきます。

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