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雄阿寒岳 2

だから阿寒湖の思い出はあんまりない。

近くにあるアイヌコタンで、
アイヌ民芸楽器のムックリを強引に買わされたり、
湖畔で売っていたエゾシカバーガーを食べたりしたぐらいかな。
あ、それもなかなか貴重な経験か。

阿寒国定公園には、他に摩周湖と屈斜路湖がある。
屈斜路湖は面白い湖だ。
湖自体は淡水で冷たいのに、湖畔の砂を掘ると、
みるみる温泉が湧いてくるという不思議な湖だ。

この湖の周りにも天然露天風呂がたくさん作ってあって
観光客もいつでも好きなように入ることができる。
脱衣所として小さな小屋があるところもあるが
基本的に混浴で囲いもないので、たいていは水着で入るか
タオルを巻いて入る。 んで、のぼせたら目の前の湖に入る。
これを繰り返すと、サウナと水風呂と同じ、新陳代謝を高める
効果があるというのはうそで、私は風邪を引きかけた。
1度だけ、まったく全裸で入っていた女性がいたことがあり、
こっちが恥ずかしくなって入れなかったところもあった。

そんな素敵な屈斜路湖だが、不思議なことに湖畔周辺は
阿寒湖のような賑わいもなく、ちょっぴり寂しささえ漂っている。
なんの違いだろうかね。

それだからして屈斜路湖のピンバッジもなく、
はい、今度は雌阿寒岳。 
雄阿寒岳2
雌阿寒岳

雄阿寒岳と雌阿寒岳は、その名の通り雌雄一体のような感じだが、
雌阿寒岳の方が背が高くて、活火山で、記録によると
1988年、1996年、2006年と約10年ごとに小さな噴火をしている。
雄阿寒岳は、阿寒湖に隣接している火山だが活火山ではない。
雌阿寒岳は少し離れたところにあり、山麓にはオンネトー湖がある。
それもちゃんとあるところが生真面目だなぁ、このピンバッジ。

また、雄阿寒岳を挟んで阿寒湖の反対側には
ペンケトーとパンケトーという対の湖がある。
これも雌雄阿寒岳のように夫婦のように扱われている。

この周辺の峠道ではエゾシカをよく見かける。
知床にいる鹿とは違って、近づくと警戒して逃げてしまうので、
あんまり近くで拝むことはできないけどね。


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雄阿寒岳 1

網走から内陸へ入ること70km。

いやー、北海道って制限速度がないから
70kmの距離も1時間足らずだよ。
(うそです。ちゃんとあります。法定速度は守りましょう。)

北海道で最も有名じゃないかと思われる湖といえば、
「阿寒湖」だと思うのだが、どうだろうか。
と思って聞いたら、「屈斜路湖」と答えたバカがいた。
えー、屈斜路は3番目だろー。 オレも好きだけどー。

阿寒湖が何で有名かって言うと、
天然記念物のマリモの生息する湖だから。
って、今どきの小さい子はマリモって知ってんのかなー。

小学生の時、マリモをお土産にもらって
しばらく飼ってたことがあったが、あれって動きもしないし
大きくなるにも何年もかかるらしくて、
ただひたすら毎日、水換えと日光浴の世話だったなー。

というわけで、阿寒湖のピンバッジ。

雄阿寒岳1

雄阿寒岳

阿寒湖って、森の中にひっそりとあるような
すっごい神秘的なイメージがあったけど、
実際に行ってみたら、なんとまぁ賑やかな観光地だこと。
湖のほぼ全周がホテルや旅館で埋め尽くされて
阿寒湖の風景を撮ろうにも必ず建物が入ってしまう。
うーむ。 観光地とはこういうものか。

で、当然周辺にはお土産屋さんもわんさかあるわけだが、
なぜか売っていたピンバッジは阿寒湖ではなく雄阿寒岳。
確かに雄阿寒岳は見えるけど、登ってないよ。

あ、このピンバッジ、マリモがくっついてるんだけど、どうよ。


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小清水原生花園

北海道はとにかく広い。

3週間かけて一周したが、それでも足りないぐらいだった。

前回も書いたが、北海道には本州では考えられないような
不思議なというか神秘的な光景が拝めることが多い。
知床から海岸沿いに網走へ向かう途中、
少し手前にある濤沸湖では四角い夕日が拝めるとか。

小清水原生花園は、その濤沸湖とオホーツク海に挟まれた
海岸砂丘で、すぐ横をJR釧網本線が走っている。
ハマナスやエゾユリなどが原生しているポイントで、
夏の観光用に臨時駅が設けられているほど。

北海道の、特にオホーツク海の砂浜は柔らかい。
不純物が少ないのか、非常にサラサラしていて、
一度間違えて車で突っ込んだら、4WDなのに埋まりかけて
焦ったことがある。

そんな北風にさらされた砂丘に咲く花というだけで
なんだかロマンチックではないか。
小清水原生花園

小清水原生花園


だが、自然の猛威というのは恐ろしい。
初めて行った時は人も少なく、穏やかな景色というイメージだった。
ところが、9年後に行った時は、とても穏やかに散策をすることなど
できない場所になっていたのである。
ここは花園。 花があるところには、なにがいるか。

虫。 とくにハチである。

2度目に北海道に行った時は、猛暑の年。
その影響なのか、原生花園には無数の小さなハチが
ブンブンと飛び回っていた。 
そりゃ、もう100匹とか200匹とかのレベルじゃなくて。
花が目当ての虫たちなので、刺してくることはなかったが、
まるで養蜂場にいるかのような居心地だった。
三脚を立てて写真を撮ったら、あっという間に
カメラに2~3匹ピタピタととまる。
それを追い払って、久しぶりの原生花園は、ものの5分で退散した。

駅の近くには土産店がならび、さすがにそこまではハチもこない。
落ち着いてハマナスアイスを食べながら買ったのが、このバッジ。

今度行く時は、少しは減ってるかなー、ハチ。



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知床

2005年に世界遺産に登録された知床。

私も北海道の中で好きなポイントのひとつだ。
ここは、本当にスゴイ。 もう日本ではないかのようだ。
日本だからどうとかではないから、世界遺産になるんだろうな。

知床には唯一と行ってもいい観光スポット「知床五湖」があり、
全部巡ると軽く1時間かかるが、初めて行った時は頑張って全部回った。
2度目に行った時は、これも温暖化のせいかどうか知らないが
ヒグマが頻繁に出没するということで、二湖から先は立ち入り禁止になっていた。
うーん、さすがにヒグマは怖いよなぁ。
前回だって五湖まで行く人が少ないから、鈴をつけてったしね。
知床
でも、知床で一番好きな場所は、知床五湖から
さらに奥に行った所にある「カムイワッカ湯の滝」。

ここへはバスが走っていて、昔はマイカーでも行けたが、
世界遺産登録以降、マイカーは規制されてしまったようだ。

私が行った時は、まだ車で行けた。
行ってみると、何の変哲もない沢なのに車がたくさん停まっている。
何があるのかと沢を見ると、みんな靴を脱いで裸足や靴下で沢を登っている。
こんな北海道の沢なんて、水が冷たくてとんでもないはずなのに、
みんな平気どころか楽しそうだ。 そして硫黄のニオイが漂っている。

不思議に思って沢の水を触ると、何と温かい!!
下りてきた人に聞くと、どうやら上の方に温泉があるというのだ。
この温かさと硫黄のニオイは、本当の温泉ということか!
ワンダフル、北海道! 温泉の川があるなんて!
私は履いていたホーキンスのサンダルでそのまま川へ、イン。
このサンダルがまた、全く滑らず、サクサクと登っていける。
すごいぞ、ホーキンス!

沢の水は冷たいどころか、上に行くほどどんどん温かくなってくる。
こりゃ楽しいわけだ。
しかし、さっきから気になることがある。
どうも足がピリピリするのだ。 疲労ではない。 皮膚がチクチクする感じ。
ふと見ると、小銭を洗っている人がいる。
ん? これはもしかして?
私も10円玉を取り出して、湯につけること1分。
くすんでいた10円玉があっという間にピッカピカ!
こっ…、これはかなり強酸性の温泉のようだ。 どうりでヒリヒリするわけだ。

途中にはいくつか急な坂もあり、女性や子どもだと苦労するポイントもある。
30分ほどでどうやらてっぺんに到着。
滝壺がホントに温泉のようになっていて、数名が水着姿で入っていた。
しかし、ちょっと人が多すぎるなぁ。 
さらに上から下りてくる人がいるので、どうやら上にも滝壺があるようだ。
そして上の方になるほど、熱々の温泉に入れるらしい。
となれば、行かないわけにはいくまい。

そこへ行くには、今までで最も厳しい崖を登らなければならない。
とくに下りは落ちそうになっている人もいて、見ていて危なっかしい。
私は、ホーキンスの活躍と自前の身の軽さで難なく登る。
早速上の滝壺に入ってみると、下のよりも温度が高く適温だ。
人も少なくてのんびりできる。
滝壺の中心は足がつかないほどの深さがあって、
肩まで浸かれて、ほっこり気分だ。
あー、しかしやっぱり全身がヒリヒリする。

さらに上に登ってみると、沢を囲む崖からものすごい蒸気とともに
温泉が噴きだしている。 まるで地獄のような光景だ。
ここの温泉はヤケドしそうなぐらい高温で触れない。
上流から流れてくる川と、ここで吹き出している温泉が混ざり合って
快適な温度を作り出しているという、まさに神(カムイ)の水(ワッカ)!
やっぱりすごいぞ、北海道!

と、私のお気に入りスポットだったのだが、
知名度が上がって観光客が増えたことで、滑落事故などが
多発したため、現在は上の滝壺へは立入禁止となってしまった。

せっかくの秘湯も、有名になってしまっては
もはや秘湯ではないということか。
ちょっぴり残念だが、規制される前に行けた私は恵まれた方か。


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野付半島

北海道は、いろいろと走り回ってみて
初めて知った場所がいくつかある。

あまり有名ではない観光地でも、本州にはない魅力がある。
どこかこう、不思議で神秘的な風景がたくさんあって、
写真を撮る身としては素材につきない。

北海道は道央・道北・道南・道東・道西と、
大きく5つに分けて呼ばれることがある。
例えば札幌や旭川、十勝などは道央に入る。

旅自体は南下して、道南つまり襟裳岬の方から
海岸線沿いに西に向かって走った。
道南ではピンバッジがなかったので紹介できないが、
意外な所のピンバッジがあるから不思議である。

北海道の西端、根室から北上して別海町へ。
地図を見ると、妙な形でちょろっと海に飛び出た半島がある。
まるでワラビかゼンマイのような形をした、細~い半島だ。

野付半島

野付半島

これは砂嘴(さし)と呼ばれる、砂が堆積してできた陸地のこと。
先端が対岸とつながっていないので嘴(くちばし)形であり、
対岸とつながったものは砂州(さす)と言う。 
最も有名な砂州と言ったら、京都の天橋立だね。

野付半島は砂嘴なので、行ったら帰ってこなくてはならない。
半島付け根の駐車場から岬へは細い木道を徒歩で片道30分。
結構あるので、お年寄りや子どもは有料の馬車を使っても楽しい。
先端付近では、「トドワラ」や「ナラワラ」という、
トドマツやナラの木の立ち枯れた林や、湿原の上に樹皮だけが
白骨のように残っている荒涼とした風景が見られ、
観光地となっているのだ。 

だが、その風景も年月が経つにつれて風化し、
実際初めて来た時と9年後に来た時では、ずいぶん違っていた。
あと10年もすれば、ただの湿原になってしまうかも知れない。

自然がいつまでも同じ形をとどめていると思ったら大間違い。
たった9年で、こんなに殺風景になってしまうのかと、
ちょっと愕然とした場所でもあった。


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小樽天狗山ロープウェイ

これも、旭山動物園とセットでもらったもの。
小樽天狗山
小樽天狗山ロープウェイ

小樽は行ったけど、天狗山は行ってないなぁ。
これ、要するにスキー場なんだよね?
夏は夏でスライダーとかあるみたいだけど。
夜景はちょっと見てみたいなぁ。

小樽といえば説明のいらないほど有名な観光地だが、
ここはなぜかガラス工芸の店が多い。
てゆーか、全国を旅して知ったのは、地方へ行くと、
ガラス工芸を地場産業にしているところが結構あることだ。
沖縄県とかは歴史的に必然的な由来があるから除くとして、
富山市とか、長野県の安曇野とか、滋賀県の長岡とか
他にもいろいろ上げたらキリがないほど。
ガラス工芸って、商売になりやすいのかな。

あと、小樽の思い出は買い物だ。
スキーに行った時に寄ったのだが、カニを買って帰ろうと思って
市場に行った時に、魚屋のおっちゃんに教えてもらった話がある。

北海道のカニといったら「タラバガニ」だが、ご存じの通りなかなか高価だ。
時々、足が1本もげてるヤツとかお買い得になってたりするが、
実は気をつけなければいけないものがあるらしい。
それは、「アブラガニ」というものだ。
見た目はタラバとほとんど同じで、素人が見分けるのは困難。
タラバとは別物で値段も安いのだが、
これをタラバとして売っている悪質な業者もあるから、
兄ちゃん気をつけな、と教えてもらった。
見分け方も教えてもらったが、ほんとに些細な違いでしかない。

ま、最近は偽装問題がうるさくなったので、偽装せず
アブラガニもそれなりに美味いということから売れているらしいが。

ちなみに、北海道の人に言わせると、タラバガニは大味で、
一番美味いのは「毛ガニ」だそうな。 食べにくいけどね。


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旭山動物園 2

すんません、これもらいものです。

行った人が、私がピンバッジ集めてるって知ってて
お土産で買ってきてくれたもの。
ちなみに、バンダイが出してるガチャガチャ式のやつ。
このシリーズって、デザインとか作りとかがちゃっちくて
あんまり好きじゃないんだけど、
ピンバッジを作ってない観光地なんかのもあったりして、
緊急避難用に重宝するんだよねー。

旭山動物園2
旭山動物園

ところで↑これ、なんて動物? カピバラ?

私が北海道に初めて行った時は、旭山動物園の存在を知らず、
(もし知っていたとしても寄らなかっただろうし)
2度目の時は、時間的に寄れなかったので、未だ行けず。

この動物園のすごいところは、冬の来場者を増やしたことだよね。
北海道って雪がすごいから、観光ってやっぱり夏がメインだし、
冬は温泉とスキーしかないって感じだったけど、
冬限定の「ペンギンの散歩」ってアイディアが面白いよなぁと。
網走の流氷見学ツアーに匹敵する企画だよね。

ちなみに去年の11月に、旭山動物園のロゴピンバッジが
できたらしいので、ぜひ欲しいところである。
自分が行く予定は当分なさそうなので、どなたか行かれたら
買ってきてください。 お願いします。


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旭山動物園 1

えー、今さら説明するまでもないか。
ここ数年ですっかり全国的に有名になった旭山動物園。
この動物園の成功を受けて、
他の動物園もあとに続けとばかりに
改革がすすんでいる。

旭山動物園1
旭山動物園

旭山動物園は旭川市にある動物園だが、
これは道立なのかな、市立なのかな。
どっちにしろ公営なのだが、斬新なアイディアを先駆けて実現し、
実績を作ったのがエライよね。
もちろん、他の動物園の飼育員さんたちも同じようなアイディアを
持っていたかも知れないけど、
役所や役人、つまり公務員って基本的に面倒なことを嫌がるから、
アイディアがあっても、何かと理由をつけて潰すんだよね。
だから、最初にやった旭山動物園はやっぱり素晴らしい。

て、行ったことないんだけどね。



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富良野

北海道といったら、札幌の次に有名なのはどこだろうか。

近年は旭山動物園がすっかり人気スポットになっているが、
私の中では富良野・美瑛である。
あの、「北の国から」の舞台だ。

でも、「あの」と書いても、今は知らない人が多いんだよねぇ~。
吉岡秀隆が「純」の役で、田中邦衛がお父さん役。
倉本聰脚本、テーマ曲はさだまさしの「♪あ~あ~、あああああ~」
私は最初の頃から見てたよ。
まだボロボロのハリボテみたいな家の頃から。
純が原因の火事で焼けちゃった家とか。
蛍(中嶋朋子)は小さい頃はホントに可愛かった。
まさか、大きくなったらあんな出っ歯に…あー、いやいや。

初めて北海道に行った時、まっさきに富良野に向かった。
一面のラベンダー畑など、「北の国から」に出てくるような
美しい景色を見たくてだ。
そして行ってみると、実際には富良野より美瑛の方が
そうした景色が多いことがわかった。
それでも富良野には、「北の国から」に出てきた場所が
たくさんあって、いわゆるロケ地巡りができて面白かった。

北海道最初の夜は富良野駅で車内泊をした。
そのとき、駅前の噴水の周りで酒盛りをしている一団があった。
聞けば、みんな内地(北海道での本州の人の呼び方)からの旅人。
みんな「北の国から」に魅せられた者たちばかりだった。
早速混ぜてもらって、楽しい夜を過ごした。
翌日には、みんなで駅周辺の「北の国から」スポットを巡り、
いつか再会できることを願って、それぞれの旅路についた。

そんな思い出深い富良野駅も、
9年後に行った時は、すっかり寂れて人気も少なかった。
「北の国から」ブームも去ってしまったからだろう。
とても寂しい気持ちになった。
といっても、富良野・美瑛はもともと観光地である。
ラベンダーやポピーなどの花畑も多く、
有名なラベンダー園には観光バスが並んだりする。

富良野

富良野 ラベンダー

これも、そんなラベンダー園「ファーム富田」で購入したもの。
ファーム富田は、富良野の中で歴史も古く、
規模も大きいラベンダー園である。
広大なラベンダー畑がJRのカレンダーや写真集などで紹介され、
一躍有名になった。
ラベンダーエキスを使った香水や石けんなどが人気商品で、
観光客でにぎわっていた。
人混みはきらいだけど、北海道で人が多いと
ちょっとホッとするのはなぜだろう。


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さっぽろテレビ塔 2

2度目に札幌に行った時は、猛暑の夏だった。

フェリーで苫小牧に着いた時も、蒸し暑い空気に驚いた。
北海道に来たはずなのに、地元と変わらない!?

私が初めて来た時は、真夏の最高気温が18度だった。
あまりの寒さに私はトレーナーを着ていたが、
大通公園にいる地元の人たちは、タンクトップやノースリーブで、
短い夏を謳歌しているかのようだった。
やっと22度ぐらいになった日があって、
私が適温だなぁと思っていると、地元の人は
「今日は暑いねー」と、ダラダラと汗をかいていた。

んで、今回は猛暑である。
夜の8時、大通公園でマズイとうきびをかじりながら
ふと、ビルにある電光掲示板を見る。

「ただいまの気温 30度」

30度!? 夜の北海道で!?

異常気象極まれり。
まさか、北海道まで来て熱帯夜に遭遇するとは思わなかった。
地元の人たちは大丈夫なのかと心配になった。
案の定、大通公園にいた青年が携帯電話で
「今年はなまら暑いわ~」と電話相手に熱弁していた。

やっぱり暑いよなぁ。 私が暑いと思うぐらいなんだから。
ま、この数日後には涼しくなったんだけどね。

そんな夏の夜に、やっぱりテレビ塔に行ったのだが、
どうやらテレビ塔にもキャラクター商品ができたようだ。
札幌タワー2
テレビ父さん

最近はやりの、ゆる~いキャラクターだ。
2002年に作られたらしい。
確かに前に来た時は、こんなキャラ設定はなかった。
ちょびヒゲ生やして、なんとも手描きテイストなキャラだこと。
人気あるのかな?

ピンバッジは2004年に買ったものだが、
オンラインストアでは現在見かけない。 絶版??

タワーのピンバッジって、いろいろあるけど、
そういえばテレビ塔のバッジって珍しいかも。
東京タワーも見たことなかったけど、今はあるのかな。
心優しい全国各地の方々、地元タワーのピンバッジが
ありましたら送って下さい(笑)。


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さっぽろテレビ塔 1

北海道についたら、やっぱり札幌には行くものだろう。

北海道最大の都市、札幌。
私も何度か行ったことがあるが、札幌はすごい。

初めて行った時、酒も飲めないのにススキノに行った。
やっぱり札幌に来たら、ススキノを見ておかないと、
という単純な動機で。

歓楽街の道ばたで、チラシを配っているお姉さんがいた。
居酒屋かバーのチラシだと思うが、
そのお姉さんはバニーガールのような格好をしていた、
そして通り過ぎざまに振り返った時、すごいものを見た。
なんと、そのお姉さん、Tバックだったのである。

いやいや、いくら真夏といっても
Tバックはないでしょう、お姉さん。
私の地元にもけっこうな歓楽街があるけど、
さすがにTバックは見たことないよ。
さすがススキノと言うべきだろうか。

でも、この年の北海道は真夏の最高気温が18度。
寒くないのかな、ススキノのお姉さん。

そんな札幌のシンボルと言ったらなんだろう。
やっぱり時計台だろうか。
しかし、私が初めて行った時は時計台が改修工事中という
なんというタイミングの悪さ。

で、登ったのは
札幌タワー1
札幌テレビ塔

大通公園の一角に建っていて、高さは147.2m。
東京タワーみたいに真っ赤な塔で、
緑と噴水がきれいな大通り公園の中で映えますな。

この大通公園とテレビ塔という景色は、
名古屋にある久屋大通公園と名古屋テレビ塔の
組み合わせと酷似してるんだけど、
どっちかが真似したんかな?といつも思う。

1954年竣工の名古屋テレビ塔が日本で最初の電波塔で、
さっぽろはテレビ塔は3年後の1957年。
それでも、1958年の東京タワーよりも先。

久屋大通公園は名古屋テレビ塔が完成してから整備された。
札幌大通公園はさっぽろテレビ塔ができる前から整備されてる。
てことは、大通公園としては札幌が先輩なのかも。

ちなみに、札幌大通公園で売ってる焼きとうきびはマズイ。
観光雑誌などには名物として紹介されてたりするが、
少なくとも私が食べた限りでは、当たりはなかった。

北海道でとうきびを食べるなら、町はずれの農家や食堂が
道ばたで売ってるのが感動するほど美味い。 てゆーか甘い。
お試しあれ。

あ、とうきびって、サトウキビのことじゃないからね。
とうもろこしのこと。 知ってるよね。


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太平洋フェリー きそ

太平洋フェリー「きそ」は、3隻の中で最大を誇る。
現行の「きそ」は、2005年に就航した新型で、
全長はほぼ200m、最大船速26.73ノット、
出力も唯一30000馬力以上あるが、
意外なことに旅客定員と積載車両数は3隻の中で最も少ない。
それだけ設備や客室空間を広く取っているとも言え、最も豪華である。
それまでの旧型「きそ」は最も古く最も小さかったので、
新型になって華麗なる転身を果たしたことになる。
ちなみに、乗船料金はどの船でも同じなので、
新型「きそ」に当たれば得した気分になる。
いしかり
太平洋フェリー きそ

客室は、座敷ザコ寝の2等和室から個室のスイートまで
約10段階ほどある。
2等より上のB寝台、A寝台、S寝台からすぐに個室で、
広さはさほど変わらないが、カーテンの質やテレビの有無が変わる。
カプセルホテルよりは広くて、2段ベッドで合宿所みたいな感じだ。
1等や特等は完全にホテルで、テレビ、冷蔵庫、風呂・トイレが付く。
値段もそれなりに上がるが、私が乗った時は常に満室だった。

ま、個室にひきこもっててもつまんないし、2等和室が安くていいよ。
旅の醍醐味を味わえるし。 荷物を放置しとくのが不安だけど。



まめちしき

1ノットは1時間に1海里進む速さと定義されている。
1海里(国際海里) = 1852mなので、1ノットは毎時1852m。
「きそ」の最大26.73ノットは時速49.5kmということになる。
車より遙かに遅いため、2泊3日かかるわけだね。


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太平洋フェリー いしかり

私の住んでいる地域から船で北海道へ行くには、
太平洋側からと、日本海側からと2選択ある。

新日本海フェリーは福井県の敦賀からの便がある。
敦賀→苫小牧の直行便で、値段も最低が6200円と安く、
深夜1時に出航して19時間で苫小牧に着くという高速船だ。
敦賀まで行く余裕があれば、これが安くて速い。

日程の都合上、私が使ったのは太平洋フェリー。
船の大きさも新日本海フェリーと同じぐらいだが、
最低でも10500円とお高めである。
なぜなら太平洋フェリーは名古屋-仙台-苫小牧を
2泊3日で運行する。

といっても、名古屋を出るのは夜の7時頃で、
苫小牧に着くのは朝の10時頃なので、
2泊3日といっても、1日中船の中なのは中1日だけである。

しかし、この1日がなかなか辛い。
いくらフェリーが大型船だといっても、丸1日潰すにはやはり狭い。
プールがあるわけでもなく、ダンスパーティーがあるわけでもない。
ただ、一応ミニ映画館があって映画を見ることもできるし、
ホールではピアノコンサートをやったりして
乗客を退屈させないサービスを提供してくれる。
しかしそれも2時間程度なので、やっぱり暇は暇である。

というわけで、乗客は昼間っから風呂に入ったり、
ゲームセンターでしょぼいゲームに興じたり、
仲間がいればカラオケで盛り上がったり、
高~い船内食を食べたりする。

私が初めてフェリーで渡北(北海道に渡ること)した時は、
まだ携帯もパソコンも普及していなかった時なので、
それはそれは暇をもてあましたものである。

その時は、操舵室見学会という船内企画があって、
操舵席やレーダーを見学することができた。
しかし、2度目に渡北した時は、操舵室見学会はなくなっていた。
どうやらアメリカ同時多発テロ以降、自粛となったらしい。
というわけで、2度目の時は操舵室見学ができなくてつまんなかったが、
みんなDVDドライブ付きノートブックパソコンを持ち込んで、
DVD視聴三昧で時間を潰していたのであった。
陸地沿いに航行するため携帯電話も使える海域があるので、
みんな携帯電話の充電のため、コンセント争奪戦が繰り広げられた。
いしかり
太平洋フェリー いしかり

「いしかり」は新型「きそ」ができるまで、3隻の中で最大を誇っていた。
基本構造は3隻とも似たようなものだが、設備や客室数などが違い、
「いしかり」は旅客定員が唯一800人を超えている。
中央階段ロビーやピアノホールも、以前に乗ったことがある
旧型「きそ」より、上質な感じがしてきれいだった。


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太平洋フェリー きたかみ

北海道へ突入する方法は、陸・海・空とあり、
最も早いのはもちろん空だ。
陸は青函トンネルを通る鉄道ルートしかない。
アニメの設定などでは、青函大橋という設定もよく見かけるが、
現実には瀬戸大橋や関門海峡大橋のような橋はないので、
車で津軽海峡を渡ることはできない。
しかし、私はマイカーで北海道を巡る計画だったので、
車を運ばなければならない。
それが可能な手段が、フェリーである。

というわけで、私が使ったのは太平洋フェリー。
名古屋-仙台-苫小牧を運行する大型フェリーだ。
きたかみ
太平洋フェリー きたかみ

太平洋フェリーには3つの船があるが、
その中で最も古く小さいのが「きたかみ」である。

このバッジは、船内の売店で購入したもの。
外観を忠実に再現しており、なかなかデキがよい。
他にも様々なオリジナルグッズが販売されているが、
HPにはピンバッジが掲載されていないので、
もしかしたら現在は絶版かも知れない。


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北海道編スタート

さて、ピンバッジの旅をどこから始めようかと考えたが、
やっぱり北の大地からというのが王道というものだろう。

というわけで、まずは北海道編スタート。
北海道1

北海道 丹頂鶴

確か新千歳空港で買ったものだと記憶している。
北海道へ渡るのに飛行機を使ってないが、
やっぱり千歳空港は行っとくもんだろうと。
いやー、みやげものコーナーの広いこと。
定番の白い恋人や、六華亭のマルセイバターサンドや、
ROYCE'のチョコレートや、熊カレーにエゾ鹿カレー、
そして毛ガニにタラバガニにイクラにサーモンに…と
さすが、おみやげには事欠かない北海道ですな!
おみやげを物色しつつ、何度か道に迷いそうになったよ。
偉そうに国際空港とか名乗ってる意味の分からない造語カタカナの
ネーミングのどっかの地方都市の空港とは、大きな差でんがなまんがな。

ちなみに千歳空港に隣接する巨大ショッピングモールがあるが、
その中のアウトドアショップには、店内にカヌーを浮かべたプールがあり、
試乗できるようになっていて驚いた。 さすが北海道、スケールが違うぜ!
今もあるかどうかは分かんないけど。


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あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
はじめまして。
白馬といいます。
由来はご想像にお任せします。
間違っても「白馬の王子様」ではありません。

お正月になったので、新たにブログを始めようという
単純な動機で作ってみました。
いや、前々から作ってみたいと考えたんですが、
いいタイミングで始めたいなぁと思って、正月を待ってました。

どんなブログにしようかというと、「ピンバッジ」です。
「ピンズ」と略される、あのピンバッジ。
世界中に結構コレクターがいるコレクションです。

私は旅を趣味のひとつとしていて、日本中を回りました。
旅をするとお土産が欲しくなるのが人情というものですが、
あんまりかさばるものは旅の道中の邪魔になるし、
持ち帰ってからの保管も大変です。
最初の頃は、キーホルダーとか湯飲みとかミニ提灯とか、
まあ、たいていのお土産屋さんには売ってるものを買ってましたが、
ある時からピンバッジのみ、と決めました。

小さくて、壊れにくくて、デザインも豊富。
そんなピンバッジに魅せられて、今やその数わかりません。
というわけで、自分でも整理しつつ、紹介していきたいと思います。
基本的にどっか行った時に買ったものですが、
単なるキャラクターものとか懸賞ものも時々登場します。
ただし、そんなにコアなコレクターではないので、
珍しいものはあまりないと思います。
ま、気楽に気長に、という感じでよろしくお願いします。

では、始まります。


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プロフィール

白馬

Author:白馬
白馬と申します。いろんなところを旅して、お土産として集めたピンバッジを紹介していきます。

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